2024/03/26更新
本の読み方に決まりはない!本が好きな人は、みんな、いろんなふうに読んでいる。読まずに読む方法を知る人だっている。積ん読、音読、拾い読み、索引読み、解説読み。歩いて読んだり、寝転んで読んだり、バスで読んだり……本はどう読んでもいい!(読まなくてもいい)名翻訳家兼エッセイストによる自由で刺激的な読書エッセイ『眺めたり触ったり』、刊行から25年を経て待望の文庫化です。
(2024年2月13日発売)
不条理な運命にもがいた、母娘三代の数奇な人生。ライターの大路亨は、ガンを患う父から辻珠緒という女性に会えないかと依頼を受ける。人気ゲームの開発者として知られた珠緒だったが、突如姿を消していた。元夫や学友、同僚らを通じて取材を重ねるうち、昭和31年に起きた福井の大火が彼女の人生に大きな影響を及ぼしていることに気づく。膨大な取材で時代の歪みを炙り出す、社会派ミステリーです。
(2024年2月15日発売)
単位は買ってでも取得しろ。大学卒業をかけた、一世一代の大仕掛け!学食や家賃の支払い、単位の売買にも使える「ポイント」を獲得するため、学生たちがしのぎを削る木津庭特殊商科大学。2年生の降町は突然、残り半年で卒業しなければならなくなり、ほぼゼロの状態からポイントを貯めることに――。アプリを開発する者、家庭教師サークルを騙りガールズバーを営む者、卒業を目指す学生たちが繰り広げるスリリングなマネーゲームをお楽しみください!
(2024年3月6日発売)
テロリストとして逮捕されたのは、公安エリート刑事の息子だった!イスラム国関連の極秘捜査をしていた公安部の刑事・幣原は、突然上司から自宅待機を言い渡される。間もなく、息子の秀樹がテロリストに志願したとして逮捕された。妻や娘からは息子を売ったと疑われ、組織や世間には身内から犯罪者を出したと非難される。心身共に追いつめられる中、さらなる悲劇が――。貫くべきは、刑事としての正義か、家族としての愛情か?衝撃の社会派ミステリーです。
(2024年2月14日発売)
たいせつなひとの死、癒えることのない喪失を抱えて、生きていく――。互いに事情を抱え、母親達の同意を得られぬまま結婚した外山くんとゆき世。新婚旅行先のヘルシンキで、レストランのクロークの男性と見知らぬ老夫婦の言葉が、若いふたりを優しく包み込む(「ミトンとふびん」)。金沢、台北、ローマ、八丈島。いつもと違う街角で、悲しみが小さな幸せに変わるまでを描く極上の短篇全6編。
(2024年2月8日発売)
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